将来の夢

私はもうすぐ高校3年生になる。周りの同級生や友達は来年の受験に向けて勉強を始めている。高校に入学してから常に大学入試を目標に毎日授業を受け、家に帰り課題と自主学習をする。

そんな人ばかりとは限らないが多くの学生が勉強することを当たり前としてテストのために学習する。学習にかける時間は違えど誰もが学ぶことが当たり前とされ勉強する。決して簡単でも、楽なことでもない。しかしそれを当たり前に努力できる人を私は尊敬するし凄いと思っている。

私は今まで約7年間将棋をしてきて昨年女流棋士デビューすることができた。

年数などは気にしたことはなかったが気づいたらこれだけ長い間将棋を続けていた。元々勉学があまり好きではなかった私は学校での授業中以外では最低限のことしかやってこなかった。

そう考えると周りの同級生が勉強にかけている時間をそのぶん私は将棋に費やしただけであり恵まれた環境があったからこそ今こうやって女流棋士になれていると思っている。

つまり、努力する熱量を勉強に費やしたか、将棋に費やしたかだけの違いだと考える。

来年度、私も高校3年生になる。

周りの同級生は受験勉強でさらに学力を高める努力が必要とされて思い悩む人もたくさんいると思う。そんな中で私も今まで以上に将棋の力を磨ける努力を全力でしていきたい。

山口稀良莉

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