女流棋士50周年記念パーティー
2024年12月21日に女流棋士発足50周年記念パーティー〜WEST〜がありました。
とても楽しかっただけでなく、これからも頑張ろうと思えた素敵な一日でした。今回はそんな一日について、お話ししたいと思います。
その日はまず、ホテルアベストグランデ高槻で記念パーティーが行われた後、新会館で記念イベントという流れでした。
たくさんお話ししたいことがあるのですが、全て話していると終わらなくなってしまうので、今回は特に心に残ったこと3つに絞ってお話ししたいと思います。
一つ目はペア将棋です。私はペア将棋が初めてだったのでずっと楽しみにしていました。今回は姉妹対決となっており、私と妹のきらりペア対森信雄門下の大島綾華女流二段と佐々木海法女流初段ペアでした。読んでいてお気づきになった方もいらっしゃるでしょうか?どちらのペアも居飛車党と振り飛車党が一人ずつだったのです。そのために、どの戦型を選ぶか仲間割れが起きそうになったり、みんなで譲りあったり、実は戦いは対局前から始まっていました笑。いろいろありましたが、最終的に戦型は中飛車対居飛車の対抗形になりました。ペア相手のお2人が声をあげながら楽しそうに指してくれたり、解説と聞き手の方が盛り上げてくださったり、そして皆様が温かく見守ってくださったおかげで、終始和やかに行われました。とても楽しい時間でした。
2つ目はお越しくださった皆様との交流です。実行委員の皆さんのおかげで、皆様と交流がしやすい雰囲気が作られており、当日はたくさんの方とお話ができました。これからも頑張ってくださいという言葉をたくさんいただき、とても励みになりました。また帰り際には「楽しかったです」という言葉をくださる方がたくさんいて、すごく嬉しかったです。 たくさんの嬉しい言葉、本当にありがとうございました。
3つ目は、谷川先生の言葉です。記念パーティーの最後に挨拶された谷川先生の言葉が心に残っています。今後一生忘れないと思います。「私たちに顔と名前を覚えられるくらい活躍してください」憧れの谷川先生からのこの言葉。刺さりました。これからも強くなれるように頑張りたいです。
まだまだ話したいことがありますが、今回はここまでで我慢しておきます笑
最後になりましたが、全員が楽しめるようにたくさん準備してくださった実行委員の方々、お越しくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。
そして改めて、日ごろから女流棋界にご尽力いただいている皆様に心より感謝申し上げます。
これからも私にできることを精一杯頑張ります。
山口仁子梨